1カ月近く欠場が続いているザイオン（左）[写真]=Getty Images

　12月5日（現地時間4日、日付は以下同）。ニューオーリンズ・ペリカンズは、ザイオン・ウィリアムソンが今後さらに2週間は欠場すると発表した。 　24歳のフォワード（198センチ128キロ）は、キャリア5年目の今シーズンに平均22.7得点8.0リバウンド5.3アシストこそ残すも、22試合のうち6試合しか出場できていない。左ハムストリング負傷とそのリハビリのため、11月9日のオーランド・マジック戦から13試合連続で欠場中。 　デューク大学出身の男は、2019年のドラフトでペリカンズから全体1位指名されたものの、NBA入り後のレギュラーシーズン計401試合のうち、211試合を欠場している。 　昨シーズンにプレーオフへ出場したペリカンズだが、今シーズンはザイオンを筆頭にケガ人続出に悩まされていて、直近16試合で1勝15敗、現在は9連敗中で、5日終了時点でウェスタン・カンファレンス最下位の4勝18敗に低迷。 　ただ、6日のフェニックス・サンズ戦に向けたチーム練習で、5試合連続で欠場していたブランドン・イングラム（右足底筋の腱炎）、10月末から離脱していたハーバート・ジョーンズ（右肩）がフルメニューをこなしており、復帰が近づいていることは朗報だろう。 　とはいえ、ザイオンはこのチームの主軸だけに、まずはどうにかしてコートへ立ち続ける方法を見出してほしい限りだ。