京都5R　1着アクルクス＝京都競馬場（撮影・林俊志）

10月19日の京都5R（2歳新馬、芝1400メートル、14頭立て）は、藤懸貴志騎手の7番人気アクルクス（牡、栗東・池添学厩舎）が好位追走から直線で馬場の真ん中から抜け出し快勝。タイムは1分22秒7（稍重）。 猛然と脚を伸ばしてきたアルピノ（6番人気）が2馬身差の2着。ヒラボクカレラ（5番人気）は直線でいったんは先頭に立ったものの伸びきれず、2着からクビ差遅れた3着。1番人気に支持されたビームは好スタートからハナを奪ってレースを進めたが、直線で失速し12着に終わった。 アクルクスは父イスラボニータ、母フウコウメイビ、母の父サクラバクシンオーという血統。 ◆藤懸貴志騎手（1着　アクルクス）「テンションの高いところが課題ですが、上手に馬群の中で競馬をして、最後までしっかり脚を使ってくれました。競走馬として言うことないですし、よく頑張ってくれました」 ◆池添学調教師（同）「当初はダートの1800メートルを予定していましたが、追い切りをやっていくうちに切れのある動きを見せていましたし、芝でもやれるんじゃないかと思い、ダートを除外になったのでここを使いました。こういう馬場も良かったかもしれませんね。乗り込みは十分でしたし、結果を出せて良かったです」