日本ハム・新庄剛志監督

■プロ野球　楽天 7－5 日本ハム（14日・楽天モバイル） 日本ハムは楽天に敗れ連勝ストップ。試合は1回、1番・水谷瞬（23）の第8号ソロ本塁打で先制。しかし先発・加藤貴之（32）が同点の押し出し四球を与えるなど勝ち越しを許し5回4失点。2番手・堀瑞輝（26）も4番・浅村栄斗（33）に3ラン本塁打を浴び3失点を喫した。8回表に3番・清宮幸太郎（25）が第12号ソロ本塁打、9回表も1点を返すも反撃及ばず。 前回カードの西武2連戦では2戦ともサヨナラ勝利を飾り貯金は今季最多16、首位・ソフトバンクとは8.5ゲーム差。この日から楽天との3連戦がスタートし、その初戦の先発マウンドに上がったのは加藤貴。試合前まで9勝7敗、防御率2.53をマーク、前回登板となった7日のオリックス戦（エスコンフィールド）では7回1失点の好投で勝利投手に。今回の登板が24試合目の登板となった。 打線は1回、楽天の先発・早川隆久（26）に対し先頭の水谷がその初球を捉えると左中間への本塁打となりいきなり先制点を挙げた。しかし続く2番・上川畑大悟（27）は投直、3番・清宮は空振り三振、4番・レイエス（29）は遊飛に倒れ追加点のチャンスは作れず、1点を奪い初回を終えた。 その裏、加藤貴の立ち上がりは先頭の小郷裕哉（28）にライトフェンス直撃の二塁打を放たれ出塁を許した。2番・小深田大翔（28）に送りバントを決められると1死三塁。3番・辰己涼介（27）を一ゴロに打ち取り2死。続く4番・浅村に四球を与えるも5番・安田悠馬（24）を中飛に抑え無失点に凌いだ。 1点リードで4回裏、5番・安田にセカンドへの内野安打、7番・フランコ（32）に四球、8番・伊藤裕季也（28）に左安打を許すなど1死満塁のピンチを背負った。9番・太田光（27）を遊直に打ち取るも1番・小郷にフルカウントから9球粘られ押し出しの四球。同点に追いつかれた。 5回裏には1死走者無しから4番・浅村、5番・安田に打ち込まれ走者一、三塁に。すると続く6番・村林一輝（26）にライトへの適時打を浴び勝ち越しを許した。さらに2死一、二塁から8番・伊藤裕にセンターへの適時三塁を放たれ4ー1と突き放された。 3点を追う打線は6回表、1番・水谷が左安打、2番・上川畑が右安打で出塁。4番・レイエスは四球を選択し2死満塁のチャンスを迎えると5番・万波中正（24）の打球はショートへの内野安打、そこに村林の悪送球が絡み2点を返した。 1点差で6回裏からは2番手・堀が登板。しかしこの回先頭の1番・小郷に右安打を放たれると2番・小深田に送りバントを決められ得点圏に走者を背負った。すると3番・辰己に四球を与え1死一、二塁とし迎えた4番・浅村にライトスタンドへの3ラン本塁打を浴び7ー3と再びその差を広げられた。 終盤に入り7回裏は3番手・山本拓実（24）が登板すると走者を背負いながらも無失点に抑えた。4点ビハインドで直後の8回表、楽天の3番手・藤平尚真（25）に対し2死走者無しから3番・清宮がライトスタンドに飛び込むソロ本塁打を放ち3点差に。 8回裏は4番手・齋藤友貴哉（29）が登板し無失点に抑え9回表、楽天の4番手・則本昂大（33）に対し1死一、二塁から代打・田宮裕涼（24）が右安打を放ち満塁のチャンスを作ると代打・郡司裕也（26）の遊ゴロの間に5点目を加えた。しかし1番・水谷は空振り三振に倒れ追加点をあげることができず試合終了。日本ハムは楽天とのカード初戦に敗れた。