宮城県気仙沼市の大川で18日朝、今シーズン初となるサケの捕獲が行われましたが、水揚げされたのは、5匹にとどまりました。 【写真を見る】今シーズン初となるサケの捕獲行うも水揚げは『たった5匹』漁業者も落胆「もう少し来るか思っていたが」宮城・気仙沼市の大川 気仙沼市南気仙沼地区を流れる大川ではけさ、漁業生産組合の組合員が捕獲機に入ったサケを水揚げしました。 しかし捕獲したサケは、オス4匹メス1匹の合わせて5匹にとどまり、初日としては去年の24匹を大きく下回るもっとも少ない水揚げとなりました。 生産組合は2020年以降、北海道と山形県から仕入れた卵を川に放流するなどし、水揚げの回復を目指していますが、厳しい状況が続いています。 気仙沼鮭漁業生産組合　菅野幸一代表理事組合長: 「海の方でも獲れていないので、おそらく川でもそんなに揚がらないと予測していたのでこんなものかなと。もう少し来るか思っていたが、今の現状を認識しながら色々な事を取り組んでいきたい」 大川でのサケの捕獲は来年1月末まで行われ生産組合では、前年度並の600匹の捕獲を計画しています。