史上最高額の日本人は誰だ? 歴代市場価値ランキング25位。満身創痍で価値は転落…。欧州CLとW杯で世界にインパクトも
時代によって選手の価値は変動するが、最も価値が高かった選手は誰なのだろうか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、各選手の歴代最高市場価値ランキングを紹介する。※所属クラブは当時、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。市場価値は12月22日現在
25位:内田篤人(現役引退) 生年月日:1988年3月27日 最高市場価値:900万ユーロ(約12.6億円) 更新日:2015年2月4日(当時26歳) 日本人史上初めてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の舞台に立った内田篤人が、日本人歴代市場価値ランキングで25位にランクインした。 南アフリカW杯の直後にシャルケに加入した内田はすぐに主力選手となり、初年度の2010/11シーズンには先述した通り、CLでクラブ史上初のベスト4進出に大きく貢献した。しかし、ここで内田の市場価値は大きく伸びることはなく、最高額の900万ユーロ(約12.6億円)を叩き出したのは意外にも2015年2月だった。 満身創痍で強行出場したFIFAワールドカップブラジル大会から半年以上が経ったこの当時、すでに内田の右膝は悲鳴をあげていた。2014/15シーズンは第5節に膝の怪我から復帰すると、3月までレギュラーとして奮闘。その間での活躍が評価されて最高額に達したが、シーズン終了後に膝の手術を行い、以降2シーズンはリハビリのためブンデスリーガで試合に出場することができなかった。最高額に達した直後の長期離脱で内田の市場価値は大きく下落。たった5ヶ月しか900万ユーロ(約12.6億円)を維持することができなかった。
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