坂本冬美が新曲「浪花魂」を3・5にリリース、大阪が舞台の応援歌を初めて歌う
演歌歌手・坂本冬美(57)の新曲「浪花魂」が3月5日に発売される。同曲は、関西出身の坂本が初めて歌う「大阪を舞台にした応援歌」。作詞・やしろよう氏、作曲は30周年記念曲「北の海峡」以来、約9年ぶりとなる岡千秋氏で、強力な作家陣がタッグを組む。 【画像】坂本冬美が新曲「浪花魂」を3・5にリリース、大阪が舞台の応援歌を初めて歌う 新曲「浪花魂」の歌詞は、前を向いて進むことの大切さや、忍耐を重ねて成長する人間の姿を描く。多くの日本人が忘れかけている「大和魂」を奮い立たせるようであり、そして心に寄り添うようでもあり、まさに人生の応援歌となりそうな予感の楽曲だ。 カップリング曲は「ささゆり物語」。この曲も同じく大阪・泉佐野市にある犬鳴山に伝わる志津という乙女の哀しい純愛物語をテーマにした作品だ。 ◆坂本冬美のコメント 「浪花魂」はデビュー曲「あばれ太鼓」や「祝い酒」のような原点を思い出させてくれる、歌っていてスカっとする作品と出会いました。作曲の岡千秋先生には9年ぶり、そして作詞のやしろよう先生には20年ぶりに書き下ろしていただきました。「浪花魂」が皆さんの心にそっと寄り添い、背中を押してくれる応援歌となればうれしいです。 「ささゆり物語」は、修行僧に心奪われた乙女の志津が、犬鳴山中に逃れる僧を追いかけ、険しい渓谷の山路と、飢えと寒さで路傍に悶死(もんし)する、哀しい物語です。今もその思いが涙水となり、倒れていた付近の山肌から流れしみ出ているそうです。むくで一途な志津の思いが、皆様に届いてくれることを願っています。
テレビ朝日