男子3000メートル障害の三浦龍司が優勝 パリ五輪内定はお預けも本職初戦で手応え「優勝を目標にしていた」…織田記念
◆陸上 織田記念国際(29日、ホットスタッフフィールド広島) 男子3000メートル障害決勝で、昨年の世界選手権6位入賞の三浦龍司(スバル)が同種目今シーズン初戦に臨み、8分22秒08をマークして優勝し「優勝を目標にしていたので、勝負に勝つっていう意味ではすごく良かったと思います」と振り返った。パリ五輪の参加標準記録(8分15秒00)突破はならず、内定はお預けとなった。 今季初戦は金栗記念(熊本)の1500メートル。3分39秒28をマークして日本勢トップの2位だった。この日は3000メートル障害での参加標準記録突破も「レース展開や自分のコンディションによっては可能性はある」と思っていたが、悪天候や同種目初戦ということもあり「リスクをとらない、けがをしないというのも優先になる。無事に終えられて、優勝もできて、少しは収穫がありました」とうなずいた。今後も、まずは参加標準記録突破を狙いレースに参戦していく。
報知新聞社