23年越しにシアトルで開催される「Red Bull Lords of the Floor」日本から参戦する4名のB-Boy・B-Girl 大会直前インタビュー
TAISUKE「Lords of the Floorは競技ではなく自分をレペゼンし合う大会」
ー 現地シアトルに入ってからは、どんな感じですか? めちゃくちゃリラックスしてます笑。 昨日の全体ブリーフィングや、若手のB-Boy・B-Girlとも話していた時に感じましたが、Lords of the Floorを知らない世代も出るし、Lords of the Floorが何か分かっていて、あの伝説のイベントに出る!という気持ちの自分たち以上の世代とで、感覚は本当に両極端だなと思いました。 ー 幅広い世代が集まる、かなり貴重な大会になりそうですね! そうですね。自分の同世代は、EL NINOやLIL Gが同い年ですが、更に上の世代のB-Boy達から、お前らもヤングレジェンドだって言われて、俺らもそういう世代(立ち位置)になったんだなと思いました。 それと、昔は25歳程度がB-Boyのピークと言われていた時代もあったので、そう思うと今の自分の年齢で出来ることや、40代の人たちがまだ踊っているのを見て、複数の世代が歴史を積み重ねることで、B-Boyの寿命も大きく変わって来たなと感じました。 ー 今回、自分の中でのテーマはありますか? 23年越しに復活したものの、次回があるかは分からないし、このメンバーが集まることはかなり貴重なので、この特別な大会を楽しみたいです。 ー Red Bull Lords of the Floorならではの雰囲気はありますか? 久々に会うレジェンド同士が話し込んでいる場面があって、すごく良いなと思っていますし、BC Oneの会場にはなかなか来ない人もいたりするので、通常のイベントとは感覚が違います。ブラケット(トーナメント表)の左の山は結構レジェンド達も多いので注目の対戦カードが多いですよね。個性が強いHAVIKOROと、シルエットを意識したB-BoyくさいスタイルのSKILL METHODSの1回戦は、全然スタイルが違うので、かなり面白くなると思います。 ー 本戦に向けてコメントをお願いします やっぱりLords of the Floorは、自分のキャラクターを際立たせられた人が目立つイメージで、だからこそ語り継がれていて、これまでにいろんな人が見て影響を受けた大会だと思います。BC Oneのようにフルセットで頑張って出し合う、というバトルとは対照的に、ムーブが短くても、気持ちがめちゃめちゃ乗っかっている踊りをする人たちが多いと思うので、個性重視で観て欲しいです。競技ではなく、自分をレペゼンし合う大会です。 個人としても、とにかく技を詰め込んで相手を倒す!というよりは、TAISUKEとは?という部分を自分がどう表現するかを見て欲しいです。「TAISUKEといえばあれだよね!あれあれ!」と言ってもらえるように、自分のイントロダクションのような踊りが出来たらと思います。
【関連記事】
- 伝説のダンスバトルイベント「Red Bull Lords of the Floor」日本代表として出場するTAISUKE独占インタビュー
- 今シーズンの最強BBOY/BGIRLが決定!「BBOY TAISUKE presents THE JAM FINAL supported by G-SHOCK」
- ブレイキン日米最強決定戦!Shigekix, ISSIN, AMIなどが出場【東急不動産ホールディングス Breaking World Match 2024】
- ISSINが初優勝!AYUMIは連覇を達成「第5回 全日本ブレイキン選手権」
- 「Red Bull BC One World Final 2024」本日より国内予選のエントリーがスタート!