【蒲郡ボート PG1クイーンズクライマックス 最終日】12R優勝戦は遠藤エミ 完璧逃げで偉業を達成
ボートレース蒲郡のプレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」は30日、トライアル最終戦となる3回戦が終了。大みそかの31日、最終日12Rに行われる優勝戦メンバーが出そろった。絶好枠に陣取るのは、史上初の同一年女子プレミアムG1夏冬制覇がかかる遠藤エミだ。 トライアル3走目は海野の差しを許したが、主役の座は遠藤で揺るぎなし。むしろ“完全”を意識しなくていい分、気持ちに余裕を持って走れるかもしれない。超抜パワーに自慢のコーナーワーク、そして質のいいスタート。最後はぶっちぎりの逃げを披露するはずだ。スタート慎重でも渡辺がターン勝負で迫る。引き波を越える足は抜群だ。細川が3コースからトライアル3走目の再現狙う。細川が捲りハンドルなら三浦、海野、平山に差し場が開く。 <1>遠藤エミ 悪くはないけど、回転の上がりとターンの上がりの感じがもう少しだった。それでも行き足は変わらずいいし、スタートも勘通りで行けました。 <2>渡辺優美 出足はいいと思う。ターンは勝負になる。(波に)はまってからから出て行ったし、レバー操作はしやすいですね。スタートは慎重に行っていて、リハビリ中です。 <3>細川祐子 調整が真を食って足はかなりいい。全体的にバランス取れていいけど、特に出足がいい。 <4>三浦永理 合っていないし、出ていない。1走目が一番良かった。乗り心地もしっくりこない。しっかり調整を合わせたい。 <5>海野ゆかり 2走目まではサイドがカカっても流れたり、つながりが悪かったりしたけど、そこが良くなっていましたね。 <6>平山智加 行きたいところに気持ち良く行けなかったし、後ろ走って引き波も厳しかった。いいエンジンだけど、もう少し出さないといけませんね。