センバツ高校野球 横浜に吉報届かず 補欠校に 主将「悔しさ夏に晴らす」 /神奈川
27日のセンバツ出場校を決める選考委員会で、昨秋の県大会を制した横浜は5校が選出された関東地区の補欠校となり、4年ぶり17回目の春切符とはならなかった。 夏の甲子園で2年連続出場を果たし、新チームとして臨んだ昨秋の県大会では、決勝で慶応を6―3で降し、優勝した。だがセンバツ出場校を決める参考資料となる関東地区大会の2回戦で健大高崎(群馬)に敗れ、4強入りを逃した。 横浜の選手たちは、練習中に村田浩明監督から落選を伝えられると悔しさをにじませながらも、目標の夏の全国制覇に向け、気持ちを新たにした。2020年に就任した村田監督としても初のセンバツとはならず「残念な結果となったが、次に向け選手たちともう一度しっかり向き合っていきたい」。緒方漣主将(2年)は「夏に向け再スタート。この悔しさを夏の甲子園で晴らしたい」と力強く語った。【牧野大輔】