微生物の力で発電!環境に配慮しながら街の賑わいを「超省エネイルミネーション」【佐賀県鹿島市】
サガテレビ
生物の力で発電するなど、環境に配慮しながらも街の賑わいを創出する「超省エネイルミネーション」が鹿島市で点灯しています。 イルミネーションは、鹿島市民文化ホール「サクラス」に設置されたもので、環境に配慮した2種の電球あわせて約4400個が会場を彩っています。 こちらは「エコイルミネーション」。通常の約3分の1の電力で発光し、幻想的な空間を創り出します。 【岩部記者】 「こちらが自然の力を使って点灯するイルミネーションです。土の中で微生物が活動することによって電気が生まれ、ライトが点灯する仕組みとなっています」 この「ボタニカルライト」は植物が生き続ける限り地中の微生物により発電できるため、職員が毎日水やりをしています。 鹿島市は、おととし、脱炭素に取り組むゼロカーボンシティ宣言をしていて、市によると、この2種類の電球を組み合わせたイルミネーションは全国でも珍しいということです。 【鹿島市役所政策総務部ゼロカーボン推進室 中村健一さん】 「ボタニカルライトということで、電気を使わない発電もあるということを知ってもらってきれいだなと思ってもらいたい」 イルミネーションは、12月27日まで点灯する予定です。
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