大分のホーバー運航開始、来秋に 訓練初日の事故で先送り
大分空港―大分市間を結ぶ水陸両用の乗り物「ホーバークラフト」の運航会社「大分第一ホーバードライブ」(大分市)は26日、来年3月末までを目指していた運航開始時期を来秋に先送りすると明らかにした。訓練中の事故の影響と説明している。 記者会見した同社の小田典史社長は「リスクマネジメント不足だった。反省点があまりにも多く、年度内運航は無理という判断に至った」と話した。 同社は11月8日、英国企業から調達したホーバークラフトの初訓練を行った際、ガードレールに衝突する事故を起こした。2人の操縦士にけがはなかったが、船体の一部が損傷。修理の必要が生じていた。