大船渡市中心部にオープンする「魚の駅」でまちに賑わいと活力を
会社は復活を遂げましたが、地域のにぎわい創出は被災地の慢性的な課題となっています。 そこで及川社長が考えたのが、自慢の海産物を活用した「魚の駅」でした。自身が50歳という節目を迎える中での挑戦です。 プレオープンを1週間後に控えた6日、真新しい店内にスタッフが集まり決起集会が開かれました。 (及川剛社長) 「この地・岩手大船渡から全国へどんどん発信して、みんなで一つになって頑張っていきましょう」 オープニングスタッフとして集まったのは、及川社長の思いに共感した20人です。 店長の八重樫和幸さんもその1人です。 (八重樫和幸店長) 「率直に言うと、不安といろんなことが混ざりあってまして。けど、これを機にみんなと力を合わせてうまく大成功させるようにこの後もしっかりと気を抜かずに頑張っていきたいと思います」 (プレオープン映像) 「本日大船渡港水揚げの朝獲れメアジでーす。1皿200円!1皿200円!」 プレオープンのにぎわいにスタッフも及川社長も手ごたえを感じていました。 (八重樫和幸店長) 「プレオープンの日から大勢の市民の方に来ていただきまして、本当にありがたく思っています」 (及川剛社長) 「大船渡を代表することはもちろん、岩手県、東北はもちろん、日本全国どこからでもこの大船渡に来て楽しんでもらえるような、おいしいものをいっぱい食べて満足感を得て帰ってもらえるような人の集まる楽しい施設にしたいと思ってます」 全国から人を呼び込み地域に「にぎわい」と「活力」をもたらすことができるか?「魚の駅」の挑戦が今まさに始まろうとしています。
IBC岩手放送