メイショウタバル(3月6日撮影、(c)netkeiba)

　元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が11日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。17日(日)に中山競馬場で行われるスプリングステークス(3歳牡牝・GII・芝1800m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。 【写真】メイショウタバルこれまでの軌跡 　田井氏はジューンテイクやジュンゴールドの名前も出したが、ゴールドシップ産駒のメイショウタバル(牡3、栗東・石橋守厩舎)を1番手にピックアップした。同産駒は瑕疵の少ないまとまった馬体が多いというが、本馬は筋肉量が目立つ珍しいタイプと解説。「臀部の筋肉は容量が大きく、各パーツの主張が強く高品質」「血管や筋肉の筋、腱がしっかりと浮かび上がっている」などと話し、「コンディションは申し分ない」と絶賛した。 　また、本馬は首の高い走法が特徴的。「メジロパーマーに代表されるように、首が高い馬は切れる脚が無く、持続力勝負に強い」と田井氏は述べる。道中の折り合い面や、初遠征に課題を残しつつも、「今年もスプリングSらしいレースになるようなら、適性はバッチリ合致します」「消耗戦でこそ輝けるV候補です」と期待した。