芸能人もワンオペ育児にマジ切れ 芸能界でイクメン、カジメンは売りになる?
タレント・あびる優が18日に更新したインスタグラムで、家事や育児の不満を表明し話題を呼んだ。あびるの夫は格闘家・才賀紀左衛門で、2014年に結婚し、翌年に第1子となる長女を出産した。あびるは、基本的に家事育児全般を担当しているといい、事実上のワンオペ状態だそう。自由に眠れなかったり外出できなかったり「なんで私だけ」と、相当ストレスがたまっている様子だ。しかし対照的に、イクメン・カジメンぶりが話題に上がる芸能人もいる。
イクメン、カジメンは好印象だが…… 芸能界で売りにできる人、できない人
筆頭格といっても差し支えないのが、つるの剛士。2003年に結婚後、翌04年に長男が誕生。その後3人の女児が生まれ、昨年に次男。少子化が懸念される昨今、5児のパパとして活躍中だ。次男の名前を「絢斗(あやと)」としたことで、5児の名前の最初の一文字で“あいうえお”がそろった。 「おバカキャラでブレークする以前から育児番組に出たり、ブレーク後はベストファーザー賞も受賞しています。育児に関するインタビューなども受けていますが、子煩悩ぶりが伝わってきますね」と話すのは、地上波放送局の40代プロデューサー。よきパパぶりが家庭的なCMなどの仕事にもつながっているのは、さすがだ。 一方で、実際には家庭的な父親であっても、イメージ的に表に出しにくいのがジャニーズをはじめアイドル系でブレークし、いまなおアイドルとして活躍中のタレント。 「名前は明かせませんが、取材したときに話の流れからご家族の話題となり、仕事が忙しくて帰宅できないときはスカイプなどで奥さんや子どもと会話するんだと嬉しそうに言うんです。でも、その部分は記事に書けなかった。ファンの間でも、よきパパぶりをむしろ知りたいという人と、イメージが壊れるから家の話はしないでほしいという人がいるので、難しいんですよ」と苦心談を語ってくれたのは、スポーツ紙記者だ。 また、評判のイクメンながら、残念なことに家庭が破局してしまい同情を呼んでいるのがココリコの田中直樹。オフの日には子どもと遊んだり、会えないときは交換日記をするなど、子育てに積極的だが、今月初旬、離婚を公表した。 「2人いる子どもの親権は、田中さんが持つことになりました。責任を持って子どもを育てていくということです。仕事のスケジュールなどで手がまわらないときは、実家から呼び寄せた母親にアシストしてもらっていると聞きます」(週刊誌記者) 料理番組や料理本などが話題の速水もこみちなど、独身勢にも「結婚したらイクメン・カジメン間違いなし」というイメージを持つタレントもいる。ただでさえスケジュールがタイトな芸能人だが、夫婦のチームワークでうまくやって欲しいものだ。 (文・志和浩司)