大健闘! J1初挑戦で輝く25歳以上の日本人選手(4)プロ11年目でたどり着いたJ1! 懐疑的な声を吹き飛ばしたのは?
日本でトップレベルの選手が集うJ1リーグでは、今季もさまざまなニューフェイスが登場している。中にはJ2のクラブからやってきて、すぐにフィットしている選手もいる。今回は、J2クラブからの移籍でJ1に初挑戦している25歳オーバーの選手をピックアップして紹介する。※データは『transfermarkt』を参照。
MF:白井永地(柏レイソル) 生年月日:1995年9月26日(28歳) 前所属クラブ:徳島ヴォルティス 2024リーグ戦成績:17試合0得点2アシスト 28歳の白井永地は、徳島ヴォルティスからやってきた新戦力で、プロ11年目にして初のJ1挑戦だ。そのため、加入当初は懐疑的な見方があったものの、ここまでリーグ戦全試合に先発出場し、完全にファンの信頼をつかんでいる。 白井は、中学・高校時代の6年間をレイソルの下部組織で過ごした。2014年に水戸ホーリーホックでプロ入りしたあとは、ファジアーノ岡山と徳島ヴォルティスでもプレーし、10年間にわたってJ2でプレーしている。 守備的MFとして、相手の攻撃の芽を摘む能力が優れている白井は、出場を重ねるうちに自信をつけている様子で、自らボールを持って上がっていくシーンが増えている印象だ。攻守両面で存在感を放っており、すでに欠かせない選手となっている。 攻守ともに存在感のあるレイソルのボランチといえば、2022年に現役を引退した現コーチの大谷秀和が真っ先に思い浮かぶ。11年ぶりに戻ってきた白井が、レジェンドのような働きをすると予想した人は、ファンの中でも少ないのではないだろうか。
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