【ユーロ】初出場ジョージア初の勝ち点、チェコにドロー ラストプレーで勝ち越し機逃す
<欧州選手権(ユーロ2024):ジョージア1-1チェコ>◇22日◇1次リーグF組◇第2戦◇ハンブルク 初出場のジョージア(FIFAランキング74位)が、チェコ(同34位)と1-1で引き分け、史上初のポイント(勝ち点1)を手にした。 ジョージアは古豪チェコを相手に先制した。前半45分、右サイドからMFクワラツヘリアがゴール前へボールを入れると、両チームの選手が入り乱れる中でチェコDFフラナーチの手に当たり、ボールが流れた。主審が見逃さず、VARチェックを経てPKに。これをFWミタウカゼが右足で冷静にゴール右に決めた。 後半14分にチェコの反撃に遭う。CKからMFクファルが送ったボールをMFリンクルがヘディングシュート。このボールがポストに当たり、跳ね返りが詰めていたFWシックの体に当たりゴールイン。1-1の同点とされた。 シックは前回20年大会で5ゴールしており、通算6ゴール目。04年大会のバロシュが挙げた5得点を抜き、ユーロでのチェコにおける最多得点者となった。 ジョージアはその後、チェコに押し込まれる展開が続いたが、後半アディショナルタイムに千載一遇の勝ち越し機が訪れた。カウンター攻撃を仕掛け、FWクヴィリタイアのラストパスを受けたMFロブジャニーゼは、前にGKしかいない状況でシュート。絶好機だったが、シュートは浮いてしまい、ゴール上へ外れた。このプレーで試合終了のホイッスルが鳴らされた。 勝ち点1でなく勝ち点3にできる試合だったが、最後にわずかなミスが出てしまった。