センバツ21世紀枠 札幌国際情報、候補校に /北海道
来春の第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の21世紀枠候補9校が10日発表され、道内からは札幌国際情報高校(阿部穣校長、956人)が選ばれた。 同校は1995年創立。野球部も同時に創部した。春、夏を通じ、甲子園出場経験はないが、2019年から2年連続で夏の南北海道大会(20年は道独自大会)で準優勝。今夏の南大会で3年連続の4強入りを果たすと、今秋の全道大会でも公立高で唯一、4強入りし、力を発揮した。 高根稜真主将(2年)は「甲子園という高いレベルを目指し、地に足を着けて練習に取り組みたい」と笑顔をみせた。有倉雅史監督(54)は「この時期に甲子園をイメージして練習できるのはプラスになる。打力や守備力、投手力はまだまだ。一人一人の力を上げたい」と話した。 21世紀枠は、来年1月28日の選考委員会で、3校が選ばれる。【三沢邦彦】