「警視庁強行犯係 樋口顕」第15弾「遠火」、内藤剛志・佐野史郎・榎木孝明のコメント到着
内藤剛志が主演を務める「警視庁強行犯係 樋口顕」シリーズの第15弾となるスペシャルドラマ「今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕 ―遠火―」が、11月25日20時よりテレ東ほかで放送される。 【画像】「今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕 -遠火-」に出演する内藤剛志、佐野史郎、榎木孝明 今野敏の警察小説を実写化した同シリーズは、内藤演じる警視庁刑事部の捜査一課強行犯係警部・樋口顕の活躍を描いた作品。原作シリーズの「遠火」をもとにした第15弾では、渋谷にある橋桁の下で女子高生・加奈の遺体が発見されたことから物語が展開する。彼女のカバンからは30万円の入った封筒と、代議士の指紋が見つかる事態に。やがて樋口が捜査一課から外される最大の危機を迎えるという。 脚本は大石哲也と坂上かつえ、監督は児玉宜久が担当。内藤のほか、佐野史郎、榎木孝明、矢田亜希子、川上麻衣子、斉藤暁、逢沢りな、佐野岳、片山萌美、小松利昌らレギュラーキャストが続投する。 ゲストとして、事件の容疑者として疑いの目が向けられる元警察官僚の代議士・伊藤勇人役で石黒賢が出演。また加奈が所属していた女子高生企画集団ポムのチーフマネージャー・秋元夏実に篠田麻里子、事件の被害者でポムのメンバーだった女子高生・梅沢加奈に沢口愛華、ポムのメンバー・成島喜香に森日菜美、喜香の母親で大学教授の成島いずみに紫吹淳、加奈の母親・梅沢玲子に片岡明日香、警視庁警務部の首席監察官・永山徹に田中美央が扮する。 あわせて同世代である内藤、佐野、榎木が3ショットのインタビューで答えたコメントが到着。榎木は「今回は“遠火”という象徴的な言葉を、ひぐっちゃんが体現しているという。そういう意味で、私は安心して全部任せてるという作り方をしております」と振り返り、佐野は「20年以上も続けてきていて、実際の我々の人生と、ドラマの物語とシンクロしているようなところもあるんだよね。そこを楽しんでいただければなと思います」と語る。 そして内藤は「基本的に俺たちは警察ドラマをやってるんで、『犯人がだれか?』とか『なぜそういう犯罪になったのか?』そこはやっぱり楽しんでもらいたいです。で、もう一個は、今回10代の子たちが中心になってるんで、いろんな世代の方に見ていただいて、『“遠火”ってなぁに?』って話すきっかけになってくれれば俺たちはすごく嬉しく思います」と話した。今野と、プロデューサー・山鹿達也のコメントは下部に掲載している。 ■ 月曜プレミア8「今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕 ―遠火―」 テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送 2024年11月25日(月)20:00~21:54 ※放送終了後からU-NEXTで独占見放題配信、ネットもテレ東・TVerで見逃し配信 ■ 今野敏 コメント ドラマシリーズ第15弾。正直、よく続いたなと思います。回数というよりも年数ですよね。ずいぶん長くやっているので、それでなじみがありますよね。 撮影現場の雰囲気は最高ですね。内藤さん、佐野さん、榎木さん、俺って同じ年なんですよ。だから、会うたびに同窓会みたいで、混ぜていただいて非常に楽しいです。年ですので健康の話が多いですけどね。「あっちが悪い、こっちが悪い」とかね。そんな話になりがちですが、皆さん元気なんで非常に雰囲気も明るくていいと思います。 樋口シリーズはオリジナル脚本もあって、それはそれで面白いんですが、今回は原作を基にした回です。原作を読んだ方も「どんなドラマになってるのかな?」とか、そういう興味で見ていただけるんじゃないかなと思います。ぜひ、よろしくお願いいたします。 ■ 山鹿達也(プロデューサー・テレビ東京 ドラマ室)コメント 「樋口」シリーズが第15弾を迎えます。2003年に2時間サスペンスで始まり、連続ドラマを2回経て、足かけ21年続く長寿シリーズになりました。今や国民的「刑事」俳優と言える内藤剛志さん。そんな内藤さんがご自身に近いキャラクターと仰るのが、この樋口顕です。今回は、今野敏さんの新作小説「遠火」を原作に、内藤さんをはじめレギュラーキャスト、監督・スタッフも気合入りまくりで、制作しました。ゲストは、石黒賢さん、篠田麻里子さん、紫吹淳さんといった演技派の皆様に参加いただき、不可解な女子高生殺人から3つの家族の話が交差していく人間模様を描いたエンターテインメント作に仕上がりました。今回も、ヒーローではない普通の刑事・樋口顕が事件の真相に迫り、その裏にある人間の業を炙り出します。ご年配から若者まで本格ミステリーと人間ドラマを楽しめる自信作になっています。どうぞご期待ください。 (c)テレビ東京