大阪、京都、兵庫「宣言」解除 西村担当相、新規感染者数などから「総合的判断」
西村康稔経済再生担当相と基本的対処方針等諮問委員会の尾身茂会長(地域医療機能推進機構・理事長)は21日、記者会見した。冒頭、西村大臣は「本日(新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言の)対象区域について、感染状況等について専門家の皆さんに分析・評価いただき、諮問させていただいた。8都道府県のうち京都府、大阪府、兵庫県においては直近1週間の新規感染者の報告数が10万人当たり0.5人程度以下になり、医療提供体制、監視体制も十分な体制になっているということが認められることから、総合的に勘案し、対象区域から解除した」と述べた。 これにより緊急事態下に置かれるのは、北海道、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の5都道県となった。 西村担当相は「解除されていない首都圏と北海道は引き続き自粛をお願いしたい」と話した。