虎党・渡辺謙 藤川球児新監督に超期待 岡田&矢野&金本の「いいとこ取りの監督になる」
俳優の渡辺謙(65)が18日、大阪市内で吹き替え版の声優を務めた映画「ライオンキング:ムファサ」(来月20日全国公開)の大ヒット祈願イベントを行った。 【写真】ガオーッ! デカすぎる獅子の口の前でポーズを決める渡辺謙 ディズニー作品初参加となる渡辺は、高さ12メートル、大きな口を開けた獅子を模した獅子殿に立ち、「人間社会を投影しているような深いテーマが隠されていて、老若男女、いつの時代でも心に刺さるお話」と、作品をアピールした。 2019年公開の「ライオン・キング」の前日譚として、ライオンの王子・シンバを命がけで守ったムファサと、その命を奪ったスカーの若き日の兄弟の絆を描く今作。渡辺はムファサに恨みを持つ冷酷な敵ライオン・キロスを演じる。 劇中では歌唱も披露しており、作品の音楽担当者がかつてブロードウェイに出演していた際に知り合った友人だったという縁も明かした。だが、歌唱には相当苦労したといい、「やたらややこしくて難しい歌を作りやがって、かなり苦しめられました」と、恨み節も飛び出た。 また、芸能界きっての虎党として知られる渡辺は、今オフに就任した阪神の藤川球児新監督へ熱いエールも送った。 藤川監督とは8月に行われた、甲子園100周年イベントで対面。「『何年後かに監督のオファー来たら、絶対やってね!』って言っていたんです」と、その時のやりとりを明かした。藤川監督の就任を「とてもいい人選だと思います」と、歓迎しつつ、「とても論理的で、勝負勘もあるし、エネルギー、情熱もあるので、岡田さん、矢野さん、金本さんのいいとこ取りの監督になるんじゃないかと僕は思っていて、楽しみです」と、大きな期待を寄せた。 秋季キャンプが打ち上げられたばかりだが、すでに心は開幕モード。「2月(のキャンプは)行きたい!新しい体制になって、選手の心持ちもかなり変わっていると思う。編成も変わってくると思うので、一ファンとしては見届けてシーズンを迎えたい」と、抑えきれない様子で語った。