ママ友に「今後も専業主婦の予定」と話したら驚かれました。子どもを育てる30代で“専業主婦”は珍しいのでしょうか?
※内閣府経済社会総合研究所 国民経済計算部サテライト勘定課 【「無償労働等の貨幣評価」に関する検討作業報告書 2022年度(令和4年度)】を基に筆者作成 表2より、家事育児の活動から想定される時給の目安は、1144~1502円とのことです。1日4時間家事(炊事・掃除・洗濯・家庭雑事を1時間ずつ)、育児を8時間(日中は保育所を利用していると仮定)こなしたとすると、およそ1万7027円になります。仮に上記の時間を30日続けたとすると、51万810円です。 家事育児にかかる時間や活動内容は家庭や日によって異なるため一概にはいえませんが、実際に給与が支払われないといえども、専業主婦は家庭の中で重要な役割を担っていることが見て取れます。
子育て世帯における専業主婦の割合は2~3割ほど
子育て世帯における専業主婦世帯は、全世帯(妻が24~44歳世帯で夫が非農林業雇用者の場合)のおよそ2~3割であることが分かりました。 専業主婦が担う家事育児などを貨幣評価すると、時給1144~1502円ほどであるようです。実際に給与として支払われないといえども、家庭の中で重要な役割を担っていることは確かです。 周囲の家庭と比較してしまうこともあるかもしれませんが、それぞれ家庭によって経済状況や生活スタイルは異なります。自分たちに合った生活を目指しましょう。 出典 独立行政法人 労働政策研究・研究機構 図12 専業主婦世帯と共働き世帯 総務省統計局 労働力調査2023年 表番号V-1 内閣府経済社会総合研究所 国民経済計算部サテライト勘定課 2022年度(令和4年度)「無償労働等の貨幣評価」に関する検討作業 報告書(38ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部