【松阪競輪 GⅢザ・レオニズカップ】芦沢辰弘が番手から差し切りGⅢ初制覇
松阪競輪の施設整備等協賛競輪『ザ・レオニズカップ』(GⅢ)は17日、12Rで決勝が争われ、芦沢辰弘(36)=茨城・95期=が番手から差し切って優勝。GⅢ初制覇を果たした。2着には逃げた長島大介、3着には海老根恵太が入り、4車で結束した東日本ラインが上位を独占した。 ◇ レースは、西村―笠松が前受け。3番手で長島―芦沢―海老根―中村と塚本―堤が並走し、単騎の伏見が最後方で周回。最終的に長島が下げて隊列は落ち着いた。赤板過ぎに笠松が西村から離れて連係が乱れると塚本と伏見が上昇し、笠松も盛り返して西村後位が混戦となって打鐘。隊列が短くなり、一旦後方に控えた長島が最終HSで一気にカマすと、3番手の海老根まで出切って後続を引き離し、ゴール前で番手の芦沢が長島をきっちり捕らえた。 ◆芦沢辰弘「自分の仕事をすることだけで精いっぱいで、あまり優勝の実感がなくて、自分もまだまだだなと思います。少し調子を落としていて、立て直すのに時間がかかると思っていた中で優勝できたことは励みになります」