ブラジル人大女優の孫娘だった⁈=ホラー界の新星ミア・ゴス
ホラー映画最新作『マキシーン(MaXXXine)』で主演を務め、ハリウッドの〝ホラー界の新星〟として注目を集めるミア・ゴス(30歳)。新進女優である彼女は、実はブラジル人の血を引き、幼少期をブラジルで過ごしたためにポルトガル語も堪能だという。数々のホラー作品で重要な役割を演じ、迫真の演技は常に高評価を得てきた。彼女はマーベル新作にも出演が決まっており、今後もその活躍に目が離せないと11日付CNNが報じた。 ホラー映画3部作『エックス(X)』『パール(Pearl)』に続く完結編として、『マキシーン』は11日からにブラジルで上映開始され、待ち望んでいたファンを興奮と恐怖の渦に巻き込んでいる。 話題となったポルトガル語を話すミア・ゴスの動画はこちら
ミア・ゴスは同3部作全てにおいて主役を務めた他、『インフィニティ・プール(Infinity Pool)』『サスペリア(Suspiria)』『マローボーン家の掟』など、現在最も評価の高いホラー映画にも出演している。 本名ミア・ジプシー・メロ・ダ・シルバ・ゴスは、カナダ人の父とブラジル人の母レイチェル・ゴスの娘として、英国ロンドンで誕生した。母レイチェルは、数々のテレビドラマで名を博したリオ出身の大女優マリア・グラジスの娘だ。 ミアは5歳までブラジルに住んでいた。最近、ブラジルメディアの取材に対し、流暢なポルトガル語を話す様子がSNSで話題になった。 ミアの芸能キャリアは14歳の時に始まり、ミュウミュウなどの高級ブランドや「ヴォーグ」などのファッション誌でモデルとして活躍。19歳で映画『ニンフォマニアック』(2013年)で女優の仕事をスタートさせた。同作品では、後に夫となる俳優シャイア・ラブーフと初共演を果たしている。 これで弾みをつけ、テレビドラマ『トンネル ~国境に落ちた血(The Tunnel)』や『キュア ~禁断の隔離病棟~(A Cure for Wellness)』、SF映画『ハイ・ライフ(High Life)』に次々と出演し、国際的に名声を高めた。 プライベートでは、シャイア・ラブーフと16年に結婚。シャイアが有名歌手などから性的暴行の告発を受けるなど、紆余曲折を経て18年に一度離婚したが、20年に再び関係を修復。2人の間には2歳になる娘イザベルがいる。 ミアは2025年に公開予定のマーベル作品『フランケンシュタイン(Frankenstein)』と『ブレイド(Blade)』に出演する予定だ。