「トンネルの先」は未来の半導体業界、人生ゲームで再現 CEATECで職業体験
幕張メッセ(千葉市美浜区)で15日に開幕したデジタルイノベーションの総合展「CEATEC」では、「半導体産業人生ゲーム」というアトラクションが楽しめる。「人生ゲーム」を販売するタカラトミーとのコラボで、従事する職業が半導体業界のバージョンだ。 【関連写真】未来の半導体業界へとつながるトンネル CEATECを主催する電子情報技術産業協会(JEITA)半導体部会の企画で、国内半導体大手9社で企画を練り上げた。2022年に初めて企画を実施し、今年で3年目。JEITA事業戦略本部事業推進部サブマネージャの中﨑祐介氏は「企画を通じ学生に半導体業界に関心を持ってもらいたい」と話す。 今年は本家タカラトミーの新製品「人生ゲーム タイムスリップ100」の企画を参考に、「より未来へ」をテーマに据えた。今後の成長が予想される半導体業界に合致したテーマだ。 前半は現在をイメージし、半導体関連業種のマスが並ぶ。実在の半導体企業でキャリアアップする過程をたどるが、後半でタイムスリップ。未来をイメージさせる透明なトンネルをくぐると、半導体業界で予想される未来を反映したマスが並ぶ。 学生に限らず、子供や社会人も楽しむ姿が見られ、盛り上がりを見せていた。
電波新聞社 報道本部