Aマドリード、RソシエダードDFル・ノルマン獲得に大前進 移籍金約50億円と現地紙報道
アトレチコ・マドリードがレアル・ソシエダードのスペイン代表DFル・ノルマン(27)獲得に大きく近づいているとスペイン紙アスが12日に報じた。 Aマドリードは現在、エルモソとサビッチの退団が濃厚であるため、新たなセンターバック探しに動いており、以前より有力候補にRソシエダードの守備の要ル・ノルマンを挙げていた。アス紙によるとル・ノルマンはAマドリードから打診を受けた際、最初から移籍を了承しており、両クラブ間の交渉も順調に進んでいるとのことだ。 Rソシエダードとの契約は26年6月30日まであり、契約解除金が6000万ユーロ(約99億円)に設定されているが、移籍金3000万ユーロ(約46億5000万円)3200万ユーロ(約52億8000万円)でまとまる可能性が高くなっている。交渉が大きく進展している理由として、Rソシエダードがル・ノルマンを売却した資金を元に新たな選手獲得を考えていることが挙げられている。 一方、RソシエダードはAマドリードからの期限付き移籍で今年1月から半年間所属したスペイン人DFハビ・ガランの獲得を希望している。現在、話し合いが並行して行われており、移籍金は1000万ユーロ(約16億5000万円)程度になる可能性があるとのことだ。 ル・ノルマンは間もなく開幕する欧州選手権のメンバーに選ばれており、15日のクロアチア戦で大会をスタートする。 (高橋智行通信員)