吉沢亮 「途方もない挑戦」 歌舞伎界を舞台にした小説『国宝』で女方歌舞伎役者に挑む
俳優の吉沢亮さん(30)が5日、映画『国宝』(2025年公開予定)で主演を務めることが発表され、コメントを寄せました。 原作は、作家・吉田修一さんの小説「国宝」。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた喜久雄が、その命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語です。吉沢さんは、主人公の喜久雄を演じます。
メガホンをとるのは、映画『悪人』や映画『怒り』で、これまでも吉田修一作品に挑んできた李相日監督です。 そして、主演を務める吉沢さんは「『悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何も出来なかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。稀代の女方を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です」とコメントを寄せました。