東京芸大卒・出雲市出身バリトン歌手と松江プラバ少年少女合唱隊が共演 3年ぶり定期演奏会へ(島根)
松江市のプラバホールを拠点に活動している「松江プラバ少年少女合唱隊」は、11月3日に定期演奏会「ただいまプラバホール」を開きます。プラバホールが大規模改修で休館していたため、本拠地では3年ぶりの定期演奏会となり、OB・OGのほか、地元出身のゲストがステージを盛り上げます。 力強い歌声を響かせるのは田中俊太郎さん。出雲市出身で松江北高校を卒業後、東京芸術大学の声楽科に進み、卒業後は東京を拠点に、バリトン歌手として活動しています。 この日は、約3か月ぶりに島根に里帰り。プラバホールを拠点に活動し、11月3日に定期演奏会を開く「松江プラバ少年少女合唱隊」の練習に参加しました。 声楽家・田中俊太郎さん: ライオンキングの世界のようこそ。 少年少女合唱隊は、プラバホールの開館に合わせて1986年に結成。2024年で38年目を迎えます。現在は、小学5年から高校3年まで25人のメンバーが歌声を響かせています。 合唱隊はこれまで年1回、定期演奏会を開いてきましたが、2022年、2023年は改修工事のため、プラバホールでは開催できませんでした。プラバで3年ぶりとなる定期演奏会のタイトルは「ただいまプラバホール」。ようやく戻ることができたステージを盛り上げてもらおうと、島根県出身で、全国で活躍する田中さんをゲストに招きました。 声楽家・田中俊太郎さん: プラバホールは、温もりのある空間で音も良く響くので、いつも歌っている少年少女の皆さんと歌えることは嬉しい。 田中さんは第2部に登場、合唱ミュージカル「ライオンキング」で主人公の王様・「ムファサ」を演じます。 声楽家・田中俊太郎さん 1回さ、見つけない?見つけて近づくけど、離れるみたいな。 定期演奏会には、盛り上げ役がほかにも…。県外在住のOB・OGが里帰りし、ステージに立ちます。 参加した子どもたち: 細かいところまで教えてもらって、本番活かしたいです。 参加した子どもたち: 将来、田中さんのようなオペラ歌手になりたいです。演技や動きなどを参考にして、本番頑張りたいです。 声楽家・田中俊太郎さん: 誰かに何かを伝える作業は、どれだけでも掘り下げられる。歌声は繋がっていくし、若い子の歌声を楽しんでもらいたいです。 松江プラバ少年少女合唱隊の定期演奏会は、松江市のさんびる文化センタープラバホールで、11月3日午後2時に開演します。
山陰中央テレビ