南日本放送

薩摩、大隅地方では23日昼過ぎから24日にかけて土砂災害に警戒が必要です。 また、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、24日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。 中国中部から朝鮮半島にのびる梅雨前線が、24日にかけて九州南部まで南下し停滞する見込みです。薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。薩摩、大隅地方では、これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があります。23日昼前から24日夕方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、24日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。 20日の降り始めから23日午前8時までの総雨量は鹿屋市で478.5ミリ指宿市で476ミリ肝付町で426ミリ鹿児島市喜入で425ミリなどです。 23日に予想される1時間雨量は多い所で、薩摩、大隅地方で40ミリ24日の午前6時までに予想される24時間雨量は多い所で、薩摩、大隅地方で150ミリです。気象台は土砂災害への警戒を呼びかけるとともに、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。