キャロウェイ「X FORGED」&ピン「ブループリントT/S」豊作アスリートアイアン打ち比べ ツルさん・ルイゴルフさんの新作ギア選び
「コースで使うことを考えたら「ブループリントS」
人気のアスリートアイアン3モデルを打ち比べた感想をルイゴルフさんに聞いてみました。
【ル】3モデルともアスリートアイアンらしいカッコ良さがありながら、見た目よりはやさしかったのが印象的でした。打感が良かったのは「X FORGED」と「ブループリントT」ですが、コースで使うことを考えたら「ブループリントS」ですかね。少し打点がズレたときでも打球が曲がらないのとドロー系の球筋を打ちやすかったのが決め手です。「X FORGED」もすごく良かったですが、もう少し飛距離が欲しかったです。 ルイゴルフさんのアイアン選びを見守った鶴原さんは、ルイゴルフさんにこんな提案をします。 【ツ】弾道データを見ると3モデルとも7番アイアンの落下角度は45度以上ありましたが、その中でも「ブループリントS」は落下角度49度と1番大きかった。「ブループリントT」に比べると少しだけ重心も後ろにあるので、アスリート系のアイアンではありますが多少のお助け要素もあるので打ちやすかったと思います。ルイゴルフさんはヘッドスピードや腕前だけで判断すると、アスリートモデルのアイアンがマッチしそうなタイプなのですが、今まで使っていたのが「ONOFF アイアンラボスペックFF247 III」という飛び系アイアンなので、もう少しアベレージ向けのアイアンの方がマッチするような気がします。
鶴原弘高 (つるはら・ひろたか)
大阪府出身。ゴルフ専門の編集者兼ライター。仕事のジャンルは、新製品の試打レポート、ゴルフコース紹介、トレンド情報発信など幅広く、なかでもゴルフクラブ関連の取材が多い。現在はゴルフ動画の出演者としても活躍中。YouTubeチャンネル:『A1 GOLF CLUB』 Instagram:@tsuruhara_hirotaka
ルイゴルフ(大塚塁/おおつか・るい)
愛知県出身。レッスン動画で若年層ゴルファーの支持を得る動画クリエイター。168のスコアからたった50日で100切りを達成したノウハウを伝えるインスタグラムのフォロワーは約6.5万人。現在は20代ゴルフコンペの企画運営などを行っている。
【取材協力】フライトスコープジャパン
今回の取材はフライトスコープジャパン本社内のパフォーマンススタジオをお借りし、「FlightScope MEVO Range」と「Pro V1 RCT」ボールを用いて計測を行いました。
野中真一