電撃移籍もあり得る!? 広島のトレード注目選手(5)3年ぶりの1軍マウンドは…?
6年ぶりとなるセントラル・リーグ優勝を目指している2024年の広島東洋カープ。今季は投手陣が充実しており、リーグ首位争いを展開している。7月31日までがトレード可能期間となるが、悲願を手にするために、補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、広島でトレード候補となり得る選手を紹介する。(※今季成績は7月13日時点)
高橋昂也
投打:左投左打 身長/体重:182cm/95kg 生年月日:1998年9月27日 経歴:花咲徳栄高 ドラフト:2016年ドラフト2位 プロ8年目を迎えている高橋昂也。故障の影響もあるが、期待に応えられていないのは明白だ。 花咲徳栄高では2年夏、3年春・夏の甲子園に出場。3年夏は埼玉県大会で37イニング無失点と圧巻の成績を残し、U -18の日本代表にも選出された。その後のドラフトでは広島東洋カープから2位指名を受け、高卒でのプロ入りを実現させた。 プロ2年目には一軍デビューを果たした。同年は6試合の登坂で防御率9.43とプロの壁を痛感するシーズンとなったが、6月28日の巨人戦で先発した際にプロ初勝利をマーク。相手エース・菅野智之に投げ勝っての1勝だった。 そんな中、早くも高橋に山場が訪れた。翌2019年のシーズン開幕前に左肘関節内側側副靱帯再建術・尺骨神経剥離術(通称:トミー・ジョン手術)を受け、一軍復帰が遠ざかる形に。同年はリハビリに費やした。 2021年は一軍で15試合に登板すると、防御率5.28ながらも先発として5勝をマーク。しかし、この勢いのままに飛躍かと思われたが、同年を最後に一軍のマウンドから遠ざかっている。 昨季、今季ともにファームでも打ち込まれている高橋。ただ、今季で26歳とまだ若く、2021年に一軍で5勝を挙げた実績があるため、トレード要員となることもあり得る。
ベースボールチャンネル編集部