ガリガリ君（2016年6月5日撮影）

　当たりが出たら、くじ引き役！？　日本ハム栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー（CBO、63）が大役決定へ珍指令を出した。23日、都内でスカウト会議を実施。1位指名選手も重複した際に抽選に臨む人も未確定。「明日までに誰が引いたら一番いいのか予備抽選をやってくれと。今日（23日）の夜（くじ引き役の）候補全員にアイスクリームを買ってもらって…ガリガリ君とかね」と仰天プランを明かした。 【一覧】日本ハムの過去10年１位指名選手 　今季初めてドラフト戦線に出向いた栗山CBO。意中の選手を自ら当てたい気持ちはあるが「俺はだって、監督時代に（くじ引き役は）抹消されたんだ…くじは引かせないってヨシ（吉村チーム統轄本部長）に言われて…」。13年は3連敗、16年は2連敗。19年に外れ1位河野の抽選で初めて当たりを引いた。 　ならば、誰が当たりを引けるか根拠になる理由付けとしてガリガリ君による予備抽選方式を思い付いたようだ。「（ドラフトの）くじは当たったことないけど（ガリガリ君は）俺は2回ぐらい当たったことがある」。ドラフト前夜にガリガリ君で3本当たりを出せたら、大役も決まりか。「そうだな。じゃあ今日ちょっと買ってみるよ」。7球団競合の清宮を引き当てた木田GM代行や、大病から奇跡の復活を果たした小村球団社長も候補だが…さて、どうなるか。【木下大輔】