『ロストジャッジメント』が発売された日。主演・木村拓哉で話題を呼んだリーガルサスペンスアクションの続編。女子高生とキレッキレのダンスをする八神の姿がインパクト大【今日は何の日?】
※本記事は、2023年9月24日にアップした記事を再編集したものです。 木村拓哉さんを操れるだけでもうおもしろい 【記事の画像(9枚)を見る】 いまから3年前の2021年(令和3年)9月24日は、プレイステーション5(PS5)、プレイステーション4(PS4)、Xbox Series X|S、Xbox One用『LOST JUDGMENT(ロストジャッジメント):裁かれざる記憶』が発売された日。 『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』は、セガから発売されたリーガルサスペンス巨編のアクションゲーム。2018年12月13日にプレイステーション4用として発売された『JUDGE EYES:死神の遺言』の続編で、前作同様に主人公の八神隆之役は人気俳優・アーティストの木村拓哉さんが務める。また、主題歌の『蝸旋』を『うっせえわ』で有名なAdoさんが歌い上げることでも注目を浴びたのが記憶に新しいところだ。 『龍が如く』シリーズと世界観を共有しており、前作では東京・神室町がおもな舞台だったが、『LOST JUDGEMENT』ではさらに横浜・伊勢佐木異人町が追加。『龍が如く7 光と闇の行方』に登場したカラオケバー・サバイバーのマスターや一番製菓のおばあちゃんといった顔なじみもいてほっこりさせられたはず。主要キャラクターのひとりがほんの一瞬顔見せしてくれたりするファンサービスがあったのもうれしかった。 今回の物語では、いじめの調査から殺人事件に巻き込まれていくことなるわけだが、前作に負けず劣らずシリアスでエッジの効いたテーマを扱っているのが魅力のポイント。事件を追う中で「法か正義か」の決断を迫られるため、プレイヤーの多くが胸を締め付けられる思いだったのではないだろうか。 八神の相棒で兄貴的存在の海藤正治をはじめ、源田龍造や城崎さおりなど、八神サイドは前作でもおなじみのメンバーが勢ぞろい。元引きこもりのハッカーである九十九誠一などは主要メンバーに昇格して八神をサポートしてくれる。 日本が誇る俳優陣が出演し、フェイスモデルを務めているのもシリーズの魅力のひとつで、本作では源田龍造役の中尾彬さんのほか、桑名仁役の山本耕史さん、相馬和樹役の玉木宏さん、江原明弘役の光石研さんといった方々が登場。圧倒的な存在感でキーパーソンを演じてくれているため、カットシーンで釘付けになってしまった人も多かったのではないだろうか。 そう言えば、木村拓哉さん演じる八神隆之が女子高生とダンスをする姿がインパクトが強過ぎてSNSなどで話題になっていたのを覚えているだろうか? あれは『LOST JUDGEMENT』の“ユースドラマ”のワンシーン。本作では伊勢佐木異人町の誠稜高校で八神がさまざまな部活の顧問を務めるのだが、ユースドラマではそういった生徒たちとの交流が描かれる。 ダンス部、ミステリー研究会、ロボット部、eスポーツ部といった部活のほか、ボクシングジムや暴走族、ガールズバーなど校外での生徒たちとのストーリーも展開。それぞれに非常にクオリティーの高いミニゲームが登場してプレイヤーを楽しませてくれた。 2022年3月28日には、追加ストーリーDLC“海藤正治の事件簿”が配信。本編後のストーリーとなっていて八神が出張で不在のため、代わりに海藤正治が主役を務めている。野性的感覚を活かした“海藤アイ”や“海藤ノーズ”、“海藤イヤー”など、ワイルド過ぎる能力を駆使して調査を行うのがユニークだ。 2022年9月14日にはSteam版『JUDGE EYES:死神の遺言』と『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』のが配信開始。海外を中心により多くのファンを獲得することになるだろう。