松山・伊方原発差し止め訴訟 12年で結審「涙流さないため」「最新の安全対策」来年3月判決【愛媛】
テレビ愛媛
愛媛のほか全国各地の住民が伊方原発の運転差し止めを訴えた松山地裁の裁判は、18日に結審しました。判決は来年の3月18日に言い渡されます。 この裁判は福島第一原発の事故を受け、地震への安全対策が不十分などとして2011年、四国の住民らが四国電力に伊方原発の運転差し止めを求めて提訴。これまでの口頭弁論で、伊方原発では今後の地震や阿蘇山の噴火で機器が不具合を起こし、原発から放射線物質が漏れ出す危険性があると指摘したほか、原発周辺に住む住民の避難計画の作成が不十分と訴えています。 この一方で四国電力は伊方原発の安全性は確保できており、運転を差し止める必要はないと主張してきました。 18日の口頭弁論では原告の共同代表・須藤昭男さんらが「原発によってこれ以上血と涙が流されないために司法判断を下していただきたい」などと訴え、裁判は結審しました。 四国電力は「これまで最新の科学的知見などを踏まえ伊方原発3号機の安全対策を行ってきた。これまでの主張がご理解頂けるものと信じている」としています。 判決は来年3月18日に言い渡される予定です。 #愛媛県 #松山市 #裁判 #伊方原発 #差し止め #住民 #訴訟 #結審 #四国電力 #判決
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