カワサキからハイブリッドスポーツモデル「Ninja7 Hybrid」の国内発売情報が発表された

カワサキから、「Ninja7 Hybrid（ニンジャ7ハイブリッド）」の国内発売情報が発表された。451ccの水冷並列2気筒エンジンと出力9.0kW(12PS)のモーターにより、スポーツ走行も楽しめる世界初の「ストロングハイブリッド」モデルだ。 【画像】KAWASAKI Ninja7 Hybridをギャラリーで見る（13枚） 希望小売価格は184万8000円。発売は2024年6月15日（土）で、カワサキプラザ店にて取り扱われる。

600ccのボディにリッタークラスの加速と250ccの燃費を両立 AT/MTの切り替えも可能！

Ninja 7 Hybrid[Kawasaki 2024]ついに国内発売となる世界初のストロングハイブリッドバイク。排気量451ccだが、従来のクラス区分とは全く異なる特性を持つ。

2022年のミラノショーで公開されたニンジャ7ハイブリッドは、モーターのみでも走行できるハイブリッドエンジン「ストロングハイブリッド」を世界で初めて採用したフルカウルスポーツだ。カワサキ発の次世代パワーユニットモデルとしては、完全電動の「Ninja e-1」「Z e-1」が既に発売されているが、ガソリンエンジンをモーターでアシストする「e-boost」機能を併せ持つことで、451ccのミドルクラスの排気量ながら、1000ccスポーツクラスの強烈な加速性能と250ccクラスの燃費効率を両立する、全く新しいカテゴリーのモデルとなっている。 車体のサイズはミドルスポーツクラスといえるが、全長2,145mm、シート高795mm。重量は228kgとなり、「ZX-6R」よりやや大きいスケール。外装もZX-6Rで採用されている新世代のNinjaフェイスを踏襲しており、足回りはインナーチューブΦ41mmの正立フォーク、アキシャルマウントのダブルディスクブレーキを備えるなど、ニンジャ400に近いものとなっている。装備面では、クラッチレバーのない電子制御オートマチックトランスミッションを搭載しており、手元のスイッチによるマニュアルコントロールも可能で、スポーツ走行の楽しさも追求された。 機能面ではシチュエーションに応じたモードチェンジを備え、エンジンとモーターの能力をフルに発揮する「SPORT-HYBRID」、モーター発進から必要に応じてエンジンが協調する「ECO-HYBRID」、静かでクリーンな低速用の「EV」の3モードを選択可能。また取り回しに便利なウォークモード(後進機能付き)も装備し、EVのような使い勝手のよさを体感可能だ。 そんな注目の新モデル・ニンジャ7ハイブリッドだが、気になる価格は184万8000円。ミドルクラスのバイクとしては高額だが、世界初の先端技術を現実的に楽しめる設定ともいえるだろう。カラーラインナップはシルバーとライムグリーンの「メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン」1色のラインナップだ。発売は2024年6月15日（土）、取り扱いは全国のカワサキプラザで、「カワサキケアモデル」にも指定されている。