【レビュー】フロイド・スコフィールドがダウンを喫するも無敗を維持 | ボクシング
ライト級プロスペクトのフロイド・スコフィールドがルネ・テレス・ジロンと対戦した。
日本時間11月3日、ライト級プロスペクトのフロイド"キッド・オースティン"スコフィールドが、メキシコのケレタロ出身のルネ"エル・ブラボ"テレス・ジロンに勝利し、WBAインターナショナルライト級王座を防衛した。スコフィールドはこれで18勝0敗(12KO)となった。一方、ジロンの戦績は20勝4敗(13KO)となっている。 この試合はデイビーズ・エンターテインメントとの共同開催で行われ、12ラウンドにわたる激戦となった。スコフィールドは11ラウンドにダウンを喫したものの、それでも判定勝ちをおさめている。採点は118-109、116-111、118-109とジャッジ全員がスコフィールドを支持した。 試合後、スコフィールドは「良い試合だった。12ラウンドを初めて経験できて嬉しい。相手は引かないファイターだったからね」とコメントした。「後頭部に一発もらったけど、倒れるわけにはいかない。立ち上がらないといけないと思った。(ダウンを奪われた試合展開について)B+くらいの評価だね。強いパンチを持つ相手と12ラウンド戦えたから。相手は引かないしつこい選手だった」 メイン前にはウズベキスタンのベクテミル"ベック"メリクジエフが登場。米・ペンシルベニア州レディングのデビッド"ダイナマイト"スティーブンスを下した。勝利したメリクジエフは15勝1敗(10KO)となり、スティーブンスは14勝2敗(10KO)となった。 この試合もフルラウンドを戦い抜く激闘で、メリクジエフは第5ラウンドで偶然の接触によりカットを負った。しかし、判定は112-116、118-110、117-111のスプリットデシジョンでメリクジエフの勝利に終わった。 「タフな試合だった」と語ったメリクジエフ。「スタイルの違いがぶつかり合った試合だった。短期間のオファーだったがベストを尽くした」
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