またも“8回の筒香嘉智" 日米通算225号(つつごう)DeNA最大7点差をひっくり返す 両チーム計27安打20得点
◇プロ野球セ・リーグ DeNA11-9阪神(11日、横浜スタジアム) 横浜市には強風注意報が発表されたこの日。強い風は打球に大きな影響を与え、両チームが得点を奪い合いました。 【画像】満塁で走者一掃の3点2塁打を放ったDeNA京田陽太選手 序盤リードを大きく奪ったのは阪神。2回に8番木浪聖也選手の先制タイムリー、1番近本光司選手の2点タイムリー2塁打で3得点。続く3回には5番佐藤輝明選手の風の影響を大きく受けたタイムリー安打、6番井上広大選手のタイムリー安打、そして近本選手の6号満塁ホームラン。3回までに9-2と大きなリードを奪います。 今度はDeNA打線の反撃。5回には5番佐野恵太選手のタイムリー安打、7番京田陽太選手の3点タイムリー2塁打で4得点。試合は9-7と阪神2点リードのまま、終盤を迎えます。 DeNAは8回、1アウト1塁で1番蝦名達夫選手が阪神・岩崎優投手から1号2ランホームランで同点。さらにDeNAファンのボルテージが高まる中、3番筒香嘉智選手が逆転の2号ソロホームラン。6日のNPB復帰戦同様、8回に放った劇的な一発で、横浜スタジアムは歓喜に包まれます。これで筒香選手は日米通算225号。自身の名字である筒香(225=つつごう)に縁のあるホームランとなりました。 さらに4番牧秀悟選手も5号ソロホームラン。この回ホームラン3発で形勢を逆転。両チーム合わせて27安打20得点。DeNAが乱打戦を制し、連敗をストップさせました。