「短い時間で感動させられる陸上が好き」“日本で一番速い” 女子中学生の素顔と将来の夢 14年ぶり中学日本記録更新・三好美羽選手 インスタで陸上の楽しさも発信中
考えたことを体で表現できるだけでなく、情報の取捨選択に秀でているのも三好さんの強み。海外の選手の動画やリモートレッスンから自分に合ったものを取り入れ、練習を重ねていますが、中学記録の更新は想像していませんでした。 そんな中、大きなきっかけとなったのが、全国の猛者たちが集う、日本選手権への出場です。 三好美羽 選手 「やっぱり日本選手権で準決勝まで行けたというのが、自分の心を強くするきっかけだったかなと思います。大人の人と勝負すると、県大会はそれより緊張しないじゃないですか。だから気楽に行けたというか。(中学新記録がでたときは)やっぱうれしい。言葉に表せないくらいうれしい」 ■成長を支えているのは落ち込んだ時に出合った “多くの言葉” 経験を糧にすさまじいスピードで成長していく三好美羽選手。そんな彼女を支えているのは、陸上で落ち込んだ時に出会ったたくさんの「言葉」でした。 三好美羽 選手 「ヘルニアとかでけっこうガクンと落ちたときがあったんですけど、その周りの人がめっちゃ助けてくれるんですよ。『大丈夫、まだ大丈夫』とか、『これから取り戻せる』とか。周りの言葉に支えられてここまできたので、なんかもう支えられてるんだって思って走ってますね」 大きな大会に出場し、日本を代表する選手との交流も増えた美羽さん。その時に聞いた「ピークの時だけ良ければいい」という言葉にも励まされました。多くの支えを胸にスーパー中学生が夢みる将来とは… 三好美羽 選手 「日本人初の個人でオリンピック(決勝)。100m個人でオリンピックってところも前までは全然、意識したことなかったんですけど、まだ伸びしろ、最近あるんじゃないかなって思っていて、個人の100mでオリンピックに行くというところをゴールとして、ちょっと今からがんばりたいなって思います」 美羽さんのインスタグラムのフォロワー数は3万8000人! あこがれの山縣選手らのファンサービスに感銘を受けて、「陸上の楽しさをみんなに知ってほしい」との思いでやっているそうです。
筋トレは、すればさらに早くなる可能性はありますが、身長が伸びにくくなるかもしれないので、ほとんどしていないそうです。まだまだ将来の伸びしろがいっぱいの中学生! これからの活躍にますます期待です。
中国放送