つくば5歳女児虐待 母親を不起訴処分、元夫は傷害罪で起訴 水戸地検土浦支部 茨城
当時5歳の女児にシャワーで熱湯を浴びせたなどとして、傷害容疑で母親と元夫が逮捕された事件で、水戸地検土浦支部は30日、元夫で島根県浜田市、無職、受刑者の男(25)を傷害の罪で起訴した。同日付。母親(26)については、罪名を傷害から暴行に変更した上で不起訴処分とした。同地検は変更の理由について「捜査の結果、証拠により暴行罪を認定し、処分した」と説明。処分理由については明らかにしていない。 起訴状によると、2022年9月3日ごろ、茨城県つくば市内の自宅浴室で、女児の顔などにシャワーで高温の湯をかけ、加療3週間の熱傷を負わせたとしている。 昨年1月に同市内の自宅の布団に火を付けて全焼させるなどしたとして、翌2月、県警つくば署が男を逮捕。現住建造物等放火と脅迫の罪に問われ、同6月、水戸地裁で懲役4年6月の判決が言い渡された。
茨城新聞社