初日の出に願う復興 福島県浪江町 初の新春「あるけあるけ大会」
福島県浪江町の新春イベント「あるけあるけ初日詣大会」は1日、町内で開かれ、参加者が初日の出に東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの町の復興を願った。 震災と原発事故発生後初めて町スポーツ推進委員会が主催した。約300人が参加した。午前5時に道の駅なみえを出発し、請戸海岸までの約5キロを歩いた。海岸に着き、しばらくすると雲に覆われていた太陽が姿を見せた。参加者は手を合わせたり、スマートフォンで撮影したりしていた。 式典が行われ、町スポーツ推進委員会の滝幹一会長、吉田栄光町長があいさつした。町内の和太鼓グループ彩―sai―WINGSが演奏を届け、川添芸能保存会が神楽を披露した。