青森県内大雪 鉄道への影響続く
青森県内の大雪により、4日も鉄道の運休や遅れが相次ぐなど、生活の足に影響が続いた。 JR青森支店によると、在来各線では上下118本が運休し、上下2本に最大150分の遅れが出た。除雪作業が追いつかず運休していた奥羽線の弘前-津軽新城間は一時運転を再開したが、広範囲に続いた降雪により最終列車まで運転を見合わせることにし、その後、運休区間は新青森まで延びた。大館-弘前間は再開の見通しが立っていない。同線では合わせて上下79本で運休、遅れが生じた。 五能線は深浦-弘前間で終日運転を見合わせ、上下24本が運休。このほか津軽線で上下10本、大湊線で上下6本が運休、下り1本が遅れた。 5日の奥羽線は弘前-青森間で始発から通常通りの運転を予定。五能線も通常運転に戻る。 青い森鉄道は4日、上下21本が運休、上下32本が区間運休した。除雪作業を進めていた野辺地-三沢間は、通常より本数を減らして運転を再開。青森-浅虫温泉間は一時運転を再開したが、除雪作業が必要になり運休に転じた。浅虫温泉-野辺地間は終日運転を見合わせた。 5日は青森-野辺地間で始発から運休し、野辺地-八戸間は本数を減らして折り返し運転を予定している。