前川、助言取り入れ飛距離向上…虎、秋季キャンプ第2クール入り
阪神の秋季キャンプは7日、第2クールが始まった。飛躍の1年となった前川は、ロングティーでライナー性の打球で柵越えを放つなど好調さをうかがわせた。
キャンプ中、小谷野打撃チーフコーチから「フル（スイング）で振らずにリラックスした感じで」と助言を受けた。取り入れると飛距離、打球の質ともに向上したという。
116試合に出場した今シーズン中も「重心を下げすぎると下半身がしんどい」と感じていたといい、「力感が変われば長打が増えるんじゃないか」と成長へのヒントを得た様子だ。
シーズンを通して一軍でプレーしたことで「課題が見つかって、いい取り組みができている」。表情に充実ぶりがにじみ出ている。（豊嶋茉莉）
