「決めるべきところで決められた」巨人の23歳右腕が2軍戦で6回10奪三振 1軍再昇格猛アピール
◆イースタン・リーグ 楽天1―0巨人(28日・楽天モバイル) 巨人の松井颯投手(23)が28日、奪三振ショーで1軍再昇格をアピールした。イースタン・リーグの楽天戦(楽天モバイル)に先発。相手本拠地でのナイターとあって、交流戦での登板も想定しながら、6回104球を投げて3安打1失点、最速148キロで5者連続を含む10奪三振と好投。打線が零封され黒星を喫したが「スライダー、シンカー、直球を中心にカウントづくりができたし、決めるべきところで決められた」とうなずいた。 【動画】ブルペンで調整する松井颯 今季はロングリリーフ枠で初の開幕1軍をつかんだが、6日のDeNA戦(東京D)で2者連続押し出し四球を与えて翌7日に登録抹消。現在はその役割を担う横川や井上が好投を続けてチームを支えている。再びその枠をつかむには、2軍で結果を残し続けるしかない。「後半はちょっと疲れもあった。今は直球の出力が落ちているので、次は上げながらいけたら」。着実に課題を克服しながら、1軍で戦う準備を整えていく。(小島 和之)
報知新聞社