若貴の「最強ライバル」……“ハワイの巨人”曙さん死去 平成の大相撲ブームでヒール役?…素顔は「優しい人」【#みんなのギモン】
■子ども支援のボランティアに参加
小野解説委員 「ここからは、曙さんの素顔について見ていきます。力士時代の先輩で、曙さんと長いお付き合いがあった関係者に、大切なお写真をお借りしました。いい笑顔で写っていますよね」 桐谷キャスター 「取組中の厳しい顔とは全然違う、穏やかな、優しい笑顔ですね」 小野解説委員 「引退後はプロレスや総合格闘技にも挑戦した曙さん。写真を提供してくださった先輩によると、施設で暮らす子どもたちを支援するイベントに、ボランティアで自ら支援物資を購入して参加していたそうで、『あんないい日本人はおらん』と語っていました」
■大ジョッキ一晩に60杯の伝説も
小野解説委員 「また、曙さんの力士時代の後輩で、プロレスでは『SMOP』というタッグを組んでいたパートナーでもある浜亮太さんにも話を聞くことができました。曙さんには伝説があり、とにかく大酒飲み。大ジョッキで一晩に 60 杯飲むような人だったそうです」 鈴江アナウンサー 「お 1 人でですか?」 忽滑谷アナウンサー 「人ってそんなに飲めるものなんですね! 豪快ですね」 森アナウンサー 「お店にあるビール全部飲んじゃったぐらいですね」 小野解説委員 「あくまで浜さんが語る伝説ということなんですけどね…」
■病院で寝たきりに…曙さんとの思い出
小野解説委員 「浜さんによると、曙さんは7年前に心不全で倒れ、それからは都内の病院でほぼ寝たきりの生活を余儀なくされていました」 「会話を交わすことはできたといい、新型コロナウイルスで直接の面会が難しくなった後にも、テレビ電話を使って浜さんとの会話を楽しんでいたといいます。改めて、浜さんに曙さんの思い出を聞きました」 浜さん 「思い出はいっぱいありすぎるけれど、周りを明るくして和ませてくれる人。それと、いじめられたり困ったりしている人を放っておくことができない人なんです。あんなに優しい人はいなかった。あと1回会いたかったです」 森アナウンサー 「取材の時には厳しいイメージでしたけれども、格闘技やプロレスの雑誌でインタビューを見ると、笑顔が素敵な写真がたくさん並んでたんですよね。その通りのお人柄だったんだなと、今になって知りました」