試合前に会話をするパドレスのダルビッシュ投手とエンゼルスの大谷選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)

◇MLB　パドレス5-3エンゼルス（日本時間6日、ペトコ・パーク） 体調不良から登板日が遠ざかっていたパドレスのダルビッシュ有投手は次戦の登板日が決定。試合前には6月の月間MVPに輝いたエンゼルスの大谷翔平選手の活躍について独自の分析を語りました。 【画像】隣り合わせで調整を行うダルビッシュ有選手（下）と大谷翔平選手（上） ダルビッシュ投手は胃腸炎などの症状で体調を崩し、日本時間6月22日のジャイアンツ戦を最後に登板はなし。日本時間8日メッツ戦で復帰登板することが発表されました。 登板2日前となったこの日は、ブルペンで22球の投球練習を行い、「昨日からほぼ100％に戻って、今日もブルペンで投げましたけど久しぶりに思いっきり投げられたので楽しみです」と笑顔をみせました。 一方、この日は大谷翔平選手が所属するエンゼルスとの3連戦最終日。試合前には2人で会話する様子も見られました。ダルビッシュ投手は、6月の月間MVPに輝き、メジャートップのホームラン数を誇る“打者・大谷”の活躍について言及。 「日本人的だなってすごく思いますね」と前置きし、「アプローチの仕方もずっと同じところを攻められたらスイングを変えるとか、狙い球をすごく決めて打ってくるので、決め打ちというか、全体的に待っているというか、この打席はこれを待つ、このカウントではこれを打つとか決めている感じがする。頭を使っているなと思います」と独自の分析を示しました。 自らの体調不良で直接対決はお預けとなりましたが、「でも見ることはできるんで僕としては楽しいですけど（笑）」と笑顔をみせました。