えなこが地方創生に一役 八咫烏の衣装をまとい「ついでにコスプレも好きになっていただけたら」
コスプレイヤーでタレントのえなこ、東雲うみ、えい梨が7日、都内でお守り機能付き「デジタル住民『アンバサダー』NFTカード」プロジェクトの記者会見に出席。八咫烏などをイメージした衣装に身を包んだ。 このプロジェクトでは全国7自治体の「デジタル住民」を募集、「コスプレイヤーによる地方創生」という趣旨にえなこらが所属するPPエンタープライズが協力。えなこらコスプレイヤーが各地域の伝承伝説や名産をイメージした「地域共創衣装」を着たデジタル住民向けのNFTカードを提供する。 一般社団法人公民連携推進機構のプロジェクトで和歌山県那智勝浦町が15日から、奈良県宇陀市が28日からスタートさせる。「デジタル住民」はふるさと納税のような自治体の新たな自主財源と期待されているという。 えなこが着用したのは那智勝浦町の勝利の女神「八咫烏」をイメージした衣装。東雲は同町の蘇りの聖地「熊野古道」の平安衣装、えい梨は宇陀市の室生龍穴神社「善女龍王」から着想した衣装を着用した。 衣装の感想をえなこは「普段のアニメのコスプレよりだいぶ生地が多めで厳かな感じが出ているなと着てみて思いました」と話し、東雲は「平安時代にタイムスリップしたような気持ちになりました」とニッコリ。えい梨は「水をつかさどる神様ということでウロコっぽい生地を使っていたり、龍の尻尾のようなデザインがあったりお水をイメージした衣装となっています」と説明した。 地方創生への思いも語った。えなこは以前からふるさと納税に取り組んでいたと明かし、「自分の大好きなコスプレで地域活性化、そしてついでにコスプレも好きになっていただけたら。いろんな地域のいろんな世界遺産とかでコスプレができたらいいなと思います」と目標を語った。 東雲は日本酒好きだといい、「各地を回りながらおいしい地酒を見つけていきたい」と意気込んだ。えい梨は「コスプレでこのキャラがどういうキャラなんだろうっていう導入から地方の神様だったり神話だったりのモチーフだと知ってもらって、さらに地域のことを知ってもらえたらいいな」と期待した。 えなこには宇陀市長から日本最初の日本刀「小烏丸」の模造刀が贈られた。えなこは「中学時代に剣道もやっていたのですごくうれしいです」と感謝し、ポーズを取った。
東スポWEB