【RIZIN】安保vs.ガルシアは2分8Rで69.4kg 榊原CEO「よくライアンが受けたなと。彼が譲れた最大の大きさ
大みそかに開催される『RIZIN DECADE』の追加対戦カード発表会見が20日に行われ、会見後の囲み取材で榊原信行CEOが先行発表された「ライアン・ガルシアvs.安保瑠輝也」について、現在決定していることを語った。 【写真】大みそかに対戦するガルシアと安保がリングでにらみ合う 日本時間19日朝にガルシアのSNSで発表され、同時に北米用PPVサイトにも情報が出るなど、情報が錯『RIZIN DECADE』綜していたこの一戦について、この日の会見で榊原CEOが正式に発表。3部構成の第1部で行われ、北米のゴールデンタイムに合わせて「大みそかの午後2時ころにライアンと安保の試合を行う」と明かした。 この試合のために、両選手による北米プロモーションツアーも行われ「ニューヨーク、ダラス、LAの3都市のうち2つを回ります。北米進出を果たすための重要な一戦」と位置づけている。 安保には9月ころから「大みそかにライアンか、メイウェザーか。どちらにせよビッグチャレンジにする」と内々に打診していたようで、安保も7月のマニー・パッキャオ戦直後から激しいボクシングの練習に取り組んできた。 ルールはこれまでのRIZINのエキシビションマッチの「3分3ラウンド」ではなく、「2分8ラウンド」という形式が採用。この狙いについて榊原CEOは「僕らからすると完全なノックアウトルールで、よくライアンは受けたな。安保にとって千載一遇のチャンスですよ。安保は『2分なら息を止めて殴りあえる』って言ってたんで、2人はもう殴り合うしかない」とエキサイティングな試合展開を期待する。 また、体重は69.4キロに決定。今年4月の前戦が140ポンド(63.5キロ)のスーパーライト級だったガルシアにとって、約6キロも増えることになるが「体重が一番もめたが、69.4キロがライアンが譲れた最大の大きさ。安保のデカさはすごく警戒している。安保もパッキャオ戦で69キロを作っているし、時間もあるので問題ないと思います」と説明した。 なお、この試合が行われる第1部は「ボクシングが3~4試合、MMAが3~4試合で合計6~8試合の予定。安保以外の日本人選手も出る可能性はある」とプランを明かし、ガルシアと安保がそろって日本で会見する予定もあると伝えた。