グアルディオラ監督、過去の栄光を忘れ去るように求める「すべてを取り戻さなければならない」
最近の公式戦10試合で1勝2分7敗と苦難の時を過ごすマンチェスター・シティ。ジョゼップ・グアルディオラ監督は、困難を打破するため、選手たちに過去の栄光を忘れ去るように求めた。 【動画|マンチェスター・ダービー 試合ハイライト】マンチェスター・C vs マンチェスター・U グアルディオラ監督は、2016年夏にマンチェスター・Cの指揮官に就任すると、これまで数多くのタイトルを掲げてきたが、今シーズンは自身も経験したことないほどの苦境に立たされている。現在はプレミアリーグで5位に位置しており、首位のリヴァプールには勝ち点「9」差をつけられている。 12月21日のアストンヴィラとの一戦を前にグアルディオラ監督は、選手たちに対してこれまで成し遂げてきたことを忘れるように求めた。イギリス『TNT Sports』がコメントを伝えている。 「今こそ、我々がピッチ上で発揮してきたことは“役に立たず”、“終わったこと”だと言わなければならない。再スタートを切り、すべてを取り戻さなければならない。そしてすべてのことがこれまで以上に困難であることを気に留めなければならない」 「我々がどれだけ良いプレーをしてきたかは言える。それは真実だ。しかし、それが試合に勝つための助けにはならない」 首位との差が広がるなかで、DF陣を中心にコンディションの安定しないシーズンを過ごしており、ポルトガル代表DFルベン・ディアスは新たに3、4週間の離脱を報告された。グアルディオラ監督は「昨シーズンのタイトルレースのように挽回できるか」問われると、以下のように返答した。 「誰にも分からないことだ。我々には選手がいない。(タイトル獲得は)より難しいし、今はそのような感じはしない。もしかしたら獲得できるかもしれないが、誰にも分からない」 「今は短期的に物事を考えなければならないと感じている。大きな目標を設定することはできない。プレミアリーグで優勝したり、チャンピオンズリーグで勝ち進むなど、何か重要なことを達成したい時には、一貫性が必要だ。これまでは素晴らしい一貫性があったが、今はそうではない」
SPOTV NEWS