エベレスト登頂を成し遂げた田部井淳子の実話をもとに、吉永小百合主演×阪本順治監督で描く「てっぺんの向こうにあなたがいる」
1975年に女性初のエベレスト登頂を成し遂げ、生涯で76ヵ国の最高峰・最高地点の登頂に成功、晩年は闘病しながら亡くなる直前まで山に挑み続けた田部井淳子。その実話をもとに、女性山岳家の生きざまを、吉永小百合主演×阪本順治監督で描く「てっぺんの向こうにあなたがいる」が、8月18日(日)にクランクインした。公開はエベレスト登頂から50周年の2025年・秋を予定。 吉永小百合の映画出演はこれが124本目。吉永と阪本監督のタッグは「北のカナリアたち」以来13年ぶり。壮大な物語に期待したい。
〈コメント〉
■吉永小百合(多部純子役) 田部井淳子さんと対談したのは2012年。明るくて、楽しいお話をいっぱい聞かせて下さいました。 今、私は、「せかいのおきく」という素晴しい映画を創った阪本監督のもと、「世界の淳子」役に全力で挑戦します。 ■阪本順治(監督) 吉永小百合さんと再びご一緒できることの喜び。しかも、田部井淳子さんの人生を基にした山と家族の物語。求められるのは、宮本武蔵の五輪書よろしく、ガレ場の荒野に一本の真っすぐな道を築くような力技。みんなで、頑張ります!! ■田部井進也(東北の高校生の富士登山プロジェクトリーダー/田部井淳子さんのご子息) 母は生前、吉永さんと仕事を一緒にさせていただき、また亡くなったとき供花を頂きました。 そのご縁から映画の話となり驚きました。阪本監督は今年、富士山山頂で高校生を迎えて頂きました。 お二人の熱い想い、心から感謝いたします。 映画を通じ、母のような女性がいたことを知っていただけたら幸いです。
「てっぺんの向こうにあなたがいる」
主演:吉永小百合 脚本:坂口理子 監督:阪本順治 企画・製作:木下グループ 製作総指揮:木下直哉 原案:田部井淳子「人生、山あり“時々”谷あり」(潮出版社) 協力:一般社団法人 田部井淳子基金 配給:キノフィルムズ 宣伝:東映エージエンシー ©2025「てっぺんの向こうにあなたがいる」製作委員会