ビジネスが成功している「億万長者」に共通する「たった一つの特徴」
みなさんは億万長者と言ったら、どんな人物像を思い浮かべますか? お金に対する嗅覚、人が思いつかないアイデアの発想力、万人を平伏させるようなカリスマ性……。実は、そういった能力の特殊性以上に、億万長者に共通していたのは、誰しもにとって再現性のある、日々の行動の微差なのです。本記事では、『となりの億万長者が17時になったらやっていること』(PHP研究所)から一部抜粋・編集して、著者で実業家の嶋村吉洋氏が、その共通点を詳しく解説します。 都道府県別「大学新卒者の平均給与」
「億万長者」に共通する「たった一つの特徴」
16歳のころから、億万長者と呼ばれる人たちと接してわかったことがあります。彼らの一番の特徴として挙げられることは、「微差にこだわる」ということです。 具体的に、その差はどんな行動に表れるのでしょう? ・約束の時間ギリギリではなく、最低でも30分前に到着する ・自分が他人にしてほしいことを、まず自分が行なう ・どれだけ忙しくても適度な運動をする ・無駄なサブスクリプションなどがないか見直し、極限まで固定費を削る ・毎日短時間でも読書をする ・毎日親に感謝の連絡をする ・自分から気持ちの良い挨拶をする ・思いついたことは、その場でやるか、すぐにタスク化する ・何時に寝ても、毎日同じ時間に起きる ・可能なかぎり、アナログでコミュニケーションをとる ・きちんと謝る ・あるべき物があるべき所に必要なだけある状態を保つ ほかにもあります。 ・必ず「沸点」を超える仕事をする ・トイレを使用した後は、必ず軽く掃除する ・何かをもらったり、恩を受けたら、後日お会いする際に具体的にお礼を伝える、またその関係者の方に嬉しかったこととして伝える ・1つ買ったり手に入れたら、同じ目的のものを1つ捨てる ・次の人が使いやすいように、その場を去るときは現状復帰以上に整える たとえば、これらのことですが、すべて「やったほうが良いこと」でありながら、実際にやっている人は少ないのではないでしょうか。
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